Q&A

保証期間、終身年金、有期年金の違いは?
 保証期間とは、年金を受給する権利が保証されている期間のことで、万が一保証期間中に亡くなられた場合は、残りの保証期間分の年金がご遺族に「遺族給付金」として一時金で支給されます。
 終身年金とはご本人が亡くなるまで支給される年金のことで、保証期間が過ぎても支給は続きます。
 有期年金は一定の期間で支給が終わる年金で、その期間が保証期間となっています。
 当基金の年金は、保証期間付きの終身年金です。
住所や氏名が変わった場合、届出は必要?
 現役加入者の場合は、基金では住所管理は行っていませんので、基金への届出は必要ありません。受給者・待期者の場合は、ご本人で基金に届出を行ってください。手続きを行わず基金からの郵送物が正しく届かないなどの場合は、年金のお支払いができなくなることがありますのでご注意ください。(届出用紙はこちら
基金の年金はいつから受けられる?
 基金の老齢給付金は、60歳誕生日の翌月から支給されます。ただし、基金へ手続きを行わなければ支給されませんので、特に60歳未満で退職した方は、忘れずに基金へ裁定請求を行ってください。
働きながら年金を受けられる?
 基金の年金は、支給要件を満たしていれば働いていても全額支給されます。国の厚生年金については、働きながら厚生年金保険に加入した場合、年金と給与等によって年金のー部または全額が停止になることがあります。
年金の支払月、支払日はいつ?
 基金の年金の支払日は年6回、2月・4月・6月・8月・10月・12月の各1日になります。支払月の1日(金融機関が休業日の場合、翌営業日)に前月分までがご指定の口座に入金されます。
基金の年金は課税される?
 年金は税法上の雑所得となるため、一律で7.6575%相当額(復興特別所得税を含む)が源泉徴収されます。その際に配偶者などの所得控除が受けられないため、控除を受けるには確定申告が必要となります。
 一時金として受ける場合は退職所得となりますので、「退職所得申告書」を基金に提出すると会社から支給される退職金と合算して計算された税金額が源泉徴収されます。年内に再就職せず年末調整が受けられない場合は、確定申告が必要です。
 遺族給付金については源泉徴収がありませんが、相続税の対象となります。